ネットで買い物をして失敗した経験はありませんか?
「限定10名様!」
「土日限り20%OFF!」
「今ならプラスでもう1点プレゼント!」
このようなうたい文句に釣られて買い物をしたはいいものの、全然使わなかった‥なんて経験だれしも一度はあるんじゃないでしょうか。
この記事では賢いママはみんな知ってる
ネットに溢れる怪しい広告を見抜き冷静に買い物をするためのWebマーケティングの基礎知識をお伝えします!
子育てにはこれからたくさんお金がかかりますよね。きちんと知識をつけて無駄な買い物をしない方法を学びましょう。
ネット広告に対する見方が180度変わりますよ!
まずはマーケティングとは何か知ろう!
さっそく賢く買い物をする方法をお伝え!と言いたいところなんですが‥それには売る側の視点をよく知ることが大切です。まずはそこを説明していきますね。
売る側の視点を知るにはマーケティングの知識が必須です。
難しそう‥と思われるかもしれませんがとってもシンプルなので安心してください!
そもそもマーケティングって何か知っていますか?
集客すること?
物を売ること?
売れるように方法を考えること?
マーケティングとは
集客から売り上げを上げるまでの全トータルプロセスのこと
そう、世の中のビジネスの90%はマーケティングなんです。
なのでマーケティングを学ぶことはビジネスに強くなること!ネット広告に騙されたくないママさんはもちろん、働くママさんたちにも絶対知っておいてほしい知識です!
ではマーケティングのゴールはなんだと思いますか?
それは「営業活動をなくすこと」
これはマネジメントの発明者、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」でも知られるドラッガーが言っていたことです。
「マーケティングの目的は、販売を不必要にすることだ。マーケティングの目的は、顧客について十分に理解し、顧客に合った製品やサービスが自然に売れるようにすることなのだ」
ピータードラッガー 『マネジメント』ダイヤモンド社より引用
営業なしで商品が売れる?
「マーケティングは営業活動を無くすこと」
私はこの言葉を聞いたとき、そんなことできる訳ないじゃん。そんなことできたら最高じゃん。私が営業マン時代、心を削ってたあの時間は一体‥。って思いました笑
(その頃のお話はこちらに書いています)
でもあるんです、そんな魔法みたいな方法が!
営業活動なしで売れる2つのパターンはこちら。
01.もともと欲しい人に売る
GoogleやYahooなどの検索エンジンで検索している人を見つけ出してその人たちに販売する方法です。
例えば冷蔵庫を買おうとしている人は
「冷蔵庫 おすすめ」
「冷蔵庫 機能 比較」
「冷蔵庫 3人家族 サイズ」
みたいな感じで検索しますよね。
そういった買おうとしている人をWeb上で見つけ出してピンポイントで商品を販売しているんです。
02.必要性と緊急性をセットで売る[大事]
これは興味はあるけど欲しいとまでは思っていない人をWeb上で見つけてきて、欲しいと思うまで教育をして販売する方法です。
実はこの興味あるけど買わない層が1番多いんです。皆さんも「あれ欲しいな」「これ欲しいな」と思っても買わないこと多くないですか?
欲しいと思っても、なんでもかんでも買わずにブレーキをかけますよね。なんでも買ってたら破産しちゃいますもんね。
でもそのブレーキが取っ払われる時があるんです。
それは必要性と緊急性がそろったときです。
例えば急に冷蔵庫が壊れたとします。
もたもたしてるとどんどん中の物が腐っちゃうのですぐ買いに行きますよね。大きな買い物でも、じっくり選んでる時間がないので多少高くても買ってしまうと思います。
これが必要性と緊急性が揃うということ!
ホメオスタシスと買い物
必要性だけで買い物をしない理由がもうひとつあります。 それはホメオスタシス(恒常性)が働いたときです。
ホメオスタシス(恒常性)とは
生存本能に基づき現状維持をしようとする性質のこと
つまり、なにか新しいことをを始める(変化する)と身を危険にさらされるんじゃないかと思い元に戻ろうとするんです。
買い物をすることで持っていない状態→持っている状態になりますよね。
この変化の過程でホメオスタシスが登場します!
いくら「この商品はいいよー」とおすすめされてもホメオスタシスが働くので、買うという決断にはならないんですね。
私たちが冷静に買い物ができるのはホメオスタシスのおかげ。 逆を言うとこのホメオスタシスのせいで「もっと早く買えばよかったよー」という失敗も生まれる訳です!
このホメオスタシスですが、取り去られる時があることを知っていますか?ブレーキが効かなくなるタイミングがあるんです!
それは「緊急性」が働くとき。
私たちが「限定10名様!」「土日限り20%OFF!」「今ならプラスでもう1点プレゼント!」と聞いて買わなくちゃーと無駄買いしてしまうのにはこんな理由があったんですね。
ホメオスタシスの詳しい説明と
乗り越え方はこちらの記事で!
賢く買い物をする方法3選
お待たせしました!怪しいネット広告に騙されずに賢く買い物をするポイントをお伝えします。
01.○日まで限定!○名様限定!と言う文言があったらまずは疑う
先ほど説明した通り緊急性を煽るような文言は、広告を作る側が戦略として入れています。
すごく良いなと思ったけど、一旦考えようと持ち帰って結局買わなかったことありませんか?そうなった約8割の人はもう戻ってこないそうです。
シンプルに欲しく無くなったとか、他社でもっと安い商品が見つかったとか理由は様々ですが、このことからも販売する側は即購入させようとあらゆる施策を打ってきます。
実際に私も、○日まで限定20%OFFに釣られて買い物をしたは良いものの翌週も翌々週も全く同じセールをしていてやられたー!と思った経験が何度もあります。
02.買う理由が金額なら辞める、買わない理由が金額なら買う
なんかややこしいですね笑
例えばセールで服を買おうとしたときに、50%OFFだから買おうとしてるのであればやめた方がいいです。商品に魅力を感じている訳ではなく、価格に魅力を感じているからです。
そういう理由で買ったものは8割使いません。
逆に本当は欲しいんだけど、値段が高くて迷った場合、これは買いです。商品に魅力を感じて購入した場合は大事に使うし結果的に良い買い物だったと思うことが多いです。
煽り文句に騙されずに、自分にとって必要なものか冷静に見極める必要がありますね!
03.陥りやすい無料の罠
「無料プレゼント」「無料体験」「無料お試し」「無料相談」「送料無料」「無料メルマガ」などなど
無料という単語が出てきた時点で手を止めてしまいませんか?実は無料って超強力な集客術なんです。
ティッシュ配りなんかも無料で集客している手法のひとつです。チラシを配っても誰も受け取ってくれませんが、ティッシュという無料プレゼントがついてくるからついつい受け取ってしまう。
無料ってそれだけ強い集客パワーを持っているんです。
こんな感じで「無料」で集客をし、そこから有料のものへ誘導するパターンがほとんどです!前提として販売する側は儲けたいので無料で終わるはずはない。
スポーツクラブの無料体験なんかも良い例ですね。無料という言葉で集客しゴールは月1万円のコースに契約させること。
ネット広告なんかも一緒です。今だけ無料って言ってる広告のほとんどは普段も無料なことが多いですよー!
「タダより高いものはない」
肝に銘じておきましょう!
過去の買い物の失敗談[実体験あり]
いかがだったでしょうか?
集客する側の気持ちになる(Webマーケティングを学ぶ)ことで、冷静に物事を見られるようになったのではないでしょうか。
これからはWeb広告を見ても無闇に食い付かず、「これは緊急性をあおるテクニック使ってるな」とピンとくるはずです!
最後まで読んでくれたあなたに、買い物スキルをもうワンランクUPさせるためにやって欲しいことがひとつあります。
ちなみに私の過去の買い物はこちら↓
→メガ割とは主に韓国コスメを扱うQoo10というネット通販サイトで年4回行われるセールのことで、20%引きのクーポンが配布されるので普段よりお得に買い物ができるんです。
私はその期間になると何か買わないと!と思い、欲しいものは無いかな‥とついつい探してまで購入してしまいます。買ったは良いものの既に使ってるスキンケア用品もストックもまだあるから開封せずにまた次のメガ割がきて、あのとき買わなくてよかったじゃん!!となりました。この年4回のメガ割も一種の緊急性を煽られてるのかな?
→○月末までの入会で入会金30,000円が無料!おまけにテキストもプレゼント。で今だ!と思って入会したけど通うのがめんどくさくなり数ヶ月で退会‥。 自分の性格やライフスタイルを考えるとオンライン英会話の方があってるのに、急がないとと思って入会し失敗しました。
ここからは友達の話なんですが‥
4ヶ月健診のときに会場で待ち構えていた営業の方に「無料でお話だけでも聞いてみませんか?」と言われ話だけなら‥とおうちに招き話を聞いたそうです。
そのときに、月齢が低いタイミングで始めるメリットや当日に契約するとこれもこれもプレゼント!と勧誘され、あれよあれよと契約。
2ヶ月後冷静になったタイミングで「こんなに大金をかけてやる必要があるのかな?」と考え直して解約したそう。
20万円ほど支払ったそうですが、高い勉強代だと思って受け入れたと言ってました。それから子どもの習い事へは慎重になったとのこと。
こんな感じであなたの買い物について振り返ってみて
賢い買い物ができるようになりましょう♪