ブログやSNSで副業する方が避けて通れないのが
「Web上で商品を売る」スキルです。
セールスライティングのスキルとか
SEOでサイトを上位表示させるためのノウハウとか
SNSでフォロワーを増やす方法とか
知識やテクニックを増やしたらOKって思っていませんか?
もちろんそういったスキルも必要ですがそれ以前にもっと本質的で重要な力を身につけなければ、ずっと時給1000円台で働く主婦のままです。
それはズバリ!人を深く理解する力です。
誰かに商品を買ってもらうためには、情報を発信しそれを届ける必要があります。そのためには人間理解のレベルを上げる、つまり人を深く理解する力が必要になんです。
今日はその人を深く理解する方法や考え方について紹介します。
この方法を学べばWeb上で商品を売りやすくなるだけでなく、成長スピードが上がりやすくなったり話が面白くなるなどの効果もありますよ!
フィルターを採用するという考え方
商品を購入してもらうために必要な考え方ひとつ目は
「フィルターを採用する」と言う考え方です。
フィルターって聞くとエアコンや換気扇なんかに貼ってほこりをとってくれるアレとか、カメラにつけるアレとか思い出しますよね。
それらと同じように自分自身の中にフィルターを持つという考え方が必要です。
例えばエアコンのフィルター。 空気の中からほこりやゴミという余計なものをカットしてキレイな空気だけを届けてくれますよね。
これを自分のフィルターに置き換えると、情報を得たときに一部の余計な情報をカットして物事をみることで、本質をしっかりとみることができるということです。
この本質を見極める力こそ大切になります。
具体的にはこんなエピソードがあります。
6歳の息子は水泳を習っていますが同い年の周りの子と比べても、一向に上手くなりません。親は習い事以外の時間も一生懸命指導するもののその差は全然縮まる様子がないのです。焦る気持ちからついつい厳しくなってしまい、息子はついに水泳を嫌いになってしまいました。
この場合、親には「周りの子よりも劣っているからなんとか追いつかなきゃ」というフィルターがかかっています。
そこで親は「過去の息子と比べてどれくらい上手くなったか」というフィルターを採用しました。
そうすると今まで見えてこなかった息子の上達具合が、手にとるように見えるようになり、親も厳しい指導から認めて上げる指導に変わり、水泳もめきめき上達しました。
どうでしたか?
新しいフィルターを採用し物事の本質を見極めるだけで結果が180度変わりましたよね。
ではこれをWeb上の集客に当てはめて考えてみましょう。
あなたのサイトに来てくれた人は誰しもが欲しいという状態ではありません。そこでお客様に対して新しい気づき(水泳の話で言うところの過去の息子と比べるというフィルター)を与えてあげる必要があります。
そうすることでサービスの必要性に気づいてもらったり、購入すべきだと気づいてもらうんです。
相手のフィルターを理解する
商品を購入してもらうために必要な考え方ふたつ目は
「相手のフィルターを理解する」と言うことです。
人の考え方は普段どんなフィルターを持っているかで変わってきます。
- 過去にどんな経験をしたのか
- どんなことを学んできたのか
- どんな人と出会ってきたのか‥など
このような積み上げでフィルターは作られ、そのフィルターはその人の思考や行動に大きな影響を与えます。そしてそのフィルターはある程度パターンが決まっています。
誰かに商品を買ってもらうためには、情報をを届ける必要があり、そのためには人を深く理解する力が必要というお話を冒頭でしましたよね!
人を理解するためにはそういった相手のフィルターを理解する必要があります。
では、相手のフィルターを理解するために最適な方法はなんでしょうか。
それは「相手の人生をもし自分が生きたら」想像すること。
相手の話を聞きながら相手の気持ちになりきる。 そうすることで相手のフィルターを理解することができ、それを繰り返すことでフィルターのストックが増えていきます。
このストックの量が増えれば増えるほど人間理解は進んでいくんです。
そして実はこのストックが増えれば増えるほど、色々な角度で物事を捉えることができるので斬新なフィルターが増えていき、聞き手が興味を持つ面白い話ができるひとにもなれちゃうんです!
フィルターの凄さを実感した話
実際にフィルターの凄さを実感した話があります。
それは私が営業事務の仕事をしていたときでした。
普段の私は自分の意見を言うのが苦手で、必要最低限のコミュニケーションしか取りたくないタイプです。
仕事の大部分は本部からおりてくる事務的業務を営業さんに伝達し期日までにやってもらうこと。
一見簡単そうに見えるこの業務ですが、メンバーがみんな若かったこともあり
・期日を守らない
・やり方が分からなくて放置される
・やるやると言ってやらない
なんてザラでした。笑
そのとき私は営業さんの気持ちになって徹底的に考えました。営業さんになりきり新しいフィルターのストックを増やしまくったんです。
そうすることで最終的には「こんなに営業の気持ちわかってくれる事務さんはじめて!」とお願いしたことは何でもやってくれるまでになりました。
Webで物を売るときも同じです。
リアルで会っていない分、想像することしかできないのでとっても大変なんですが、どんな人に届けたいのか、その人に徹底的になりきることで相手の考え方を理解し相手の求めるものを届けていくんです。
やってはいけない!フィルターの落とし穴
「あ、この人は私と全然考え方違うタイプだ。」と思ったときあなたはどんな風に思いますか?
残念な人の多くは「全然違うタイプだから苦手」と決めつけをして情報をシャットダウンしてしまいます。
逆に成功している人は「この人って何でこんなに意見合わないんだろう?」とどんなフィルターを持っているのか考えるんです。
この理解したフィルターの数が多ければ多いほど、営業せずとも商品を届けられるようになります。
例えば世の中に10種類のフィルターがあったとしますね。
自分と同じ考えしか受け入れないと、持っているフィルターがひとつしかないことになります。つまり、たまたま同じ考えを持っていた人にしか商品を届けることができません。1/10しかお客様になってもらえないんです。
それはとってももったいないことです。
なので、自分と考え方違うな‥と思う人に出会った時こそチャンス!
どんなことを考えてるのかなー?と研究材料を集めるみたいに接してみてください!そうすることで、考え方の違う人にも商品を届けられる様になりますよ!
最後に[やる気がある人向けの課題あり]
いかがだったでしょうか?
このフィルターを届けるという発想自体が、情報発信の重要な本質そのものでもあります。
最後まで読んでくれたあなたに、人間理解を加速させるためにやって欲しいことがひとつあります。
まずは自分はどんなフィルターを持っているのか知って
人間理解を深めてみてくださいね!
より人間理解を深めたい方はこちらの記事もぜひ。