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育休

夫に育休取ってほしい人見て!男性の育休取得メリット・デメリット徹底解説

現在、生後7ヶ月の娘を育てているMママです。

夫は産後パパ育休+3ヶ月の育児休暇を取りました。

1月2月:産後パパ育休
3月4月:夫職場復帰
5月-7月:夫婦で育休
8月から夫職場復帰
‥と我が家は少し特殊です。

ワンオペ期間と夫婦で育休期間どちらも経験している私が感じたメリットデメリットを赤裸々にお伝えしていきます!

この記事はこんな方におすすめ

・夫婦で育休を取るべきか悩んでいる人
・金銭面やキャリア面で不安を感じている人
・夫に育休を取ってもらいたいけど相手が乗り気じゃない人
・夫が育休とっても逆に負担になりそうと思っている人

産後パパ育休について気になる方はこちらもどうぞ!
【体験談あり】産後パパ育休とは?メリットデメリット正直レビュー 

【体験談あり】産後パパ育休とは?メリットデメリット正直レビュー産後パパ育休ってどんな制度?メリット・デメリットは?実質手取りの10割給付金がもらえるのほんと?そんな疑問への回答と、産後パパ育休を取得したいけど悩んでいる方へ実体験をもとに赤裸々に語ってみました!実際に取ったからこそわかる意外なデメリットも記載しています。...

育児休業制度について

育児休業制度とは

育児休業制度とは、原則1歳未満のこどもを養育するための休業で、育児・介護休業法という法律によって定められています。

もし、お勤め先の就業規則に育児休業に関する規定がなくても、法律に基づき育児休業を取得することができ、会社側は休業の申し出を拒めません。

引用:厚生労働省

Mママ
Mママ
会社ではなく国(雇用保険)から支払われ、社会保険料なども免除されるので給料分の8割程度は給付金でカバーされるよ!

父親の育休制度の充実度【世界1位】

なんと意外なことに2019年のユニセフの報告書によると日本は父親の育児休業制度の充実度で世界一でした!

引用:世界一番男性が長く育休を取れる国なのに取得率はわずか5%!データで見えてきた日本の育休制度の課題

緑の棒グラフを見ると一目瞭然ですね。
父親がお金をもらいながら休業できる期間が世界で一番長いということ。

Mママ
Mママ
まさか世界一の制度だったとは思わなかった!

2022年度の育休取得率

・男性の取得率→17.13% 前年比3.16ポイント増
・女性の取得率→80.2%   前年比4.9ポイント減

男性の取得率は過去最高らしいですがまだまだ低いのが現実です‥。

男性が育休を取得できない理由としては下記です。

引用:NHK男性の育児休業取得率 過去最高の約17%も目標には大きな開き」

収入面や職場環境で諦める人が多いですね‥。

ちなみにスウェーデンは父親の約8割が育休を取得しているらしいです!

Mママ
Mママ
制度は世界一なのに取得率がそれに見合っていないのがとても残念。

男性の育休どれくらいの期間取れる?

産後パパ育休は最長4週間

女性の産後8週間の間、育休と別枠で期間内であれば最長4週間が上限で取得可能。

期間内であれば2回に分けて分割取得もできます。
うちはこんな感じで分割して取りました!

育児休暇は子どもが1歳になるまで

男女問わず、取得できる期間は原則として子どもが1歳になるまで。

保育園に入れないなどの理由があれば2歳になるまで取得できます。

パパ
パパ
最短でどれくらい取れるの?

最短期間で言うと1日単位で可能ですが、育児休業給付については休業開始から1か月間で10日以下の就労日数であることが受給要件とされているので、数日程度しか休業しない場合の受給は事実上困難でしょう。

夫婦で取得する場合の一例

各種育休は分割で取得することができます!

・1年のうち仕事が落ち着いている月は取る

・週1ー2回は出勤する(毎月は不可)

・夫婦で交代で取る
では次に「夫婦で育休期」と「ワンオペ期」どちらも体験した私が感じた育休のメリットデメリットを本音ベースでお話ししますね!

夫婦で育休:メリット

①半年間は手取り額の8割もらえる

男性の育休で1番心配なのはお金のことではないでしょうか?

一定の条件を満たすと
産後パパ育休は社会保険料や税金などを含んだ収入の67%の給付金が受け取れます。

育児休業の場合は取得後180日(半年)までは社会保険料や税金などを含んだ収入の67%、半年以降は50%の給付金が受け取れます。

社会保険料などが免除されるので育休取得半年までは
手取りでいうと約80%くらいもらえます。

私は一体いくら貰えるの?と不安な方はこちらが便利ですよ!
(日立グループのもので完全無料で使えます)


・一定の条件とは
休業開始日前2年間に、賃金支払基礎日数が11日以上ある(ない場合は就業してい る時間数が80時間以上の)完全月が12か月以上あること。

休業期間中の就業日数が、最大10日(10日を超える場合は就業している時間数が 80時間)以下であること。

半年以降は50%になるのでちょっと厳しいですが
それまでは手取りの80%は国から給付金が出ますので安心してください。

最初は2割でも収入が減ることに不安でしたが
意外と生活できるものですね。

さらに言うと3人の時間はお金に変え難いものがあります。

本当は夫婦共々、育休を1年間取得したいのですが2人とも収入がそんなに高くないので金銭面的に半年が限界なのが悲しいところ‥。

収入に不安がある方は育休中でも給付金をもらいながら副業することができるのを知っていますか?

私はインスタ運用代行をしているので育休手当と別に月5万円程度の副収入を得ています。

詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
初心者でも月5万稼ぐInstagram運用代行副業の始め方【実例あり】

②夫婦仲が良くなる

新生児期に1番辛かったが睡眠不足です‥。

特に頻回授乳の頃は3時間に1回の授乳。

すごく眠いし体は疲れているはずなのに、赤ちゃんが寝ているときも「うつ伏せになったらどうしよう」とか「急に体調悪くなったらどうしよう」と不安でちゃんと寝られず。

ですがそのタイミングで夫がいてくれることで精神的な負担がすごく軽くなりました。

よく父親は赤ちゃんが夜泣きしてても起きないと言いますがうちはちゃんと起きてきました。

全然寝てていいのにって言ってもなぜか起きる。笑

調べてみると育児経験を積むことで男性も脳内にある子どもに愛着を感じる部分が活性化していくので夜泣きでも起きるようになるとのこと!

生後3ヶ月をすぎた頃から夜まとまって寝てくれるようになったので一人のときでも睡眠時間を確保できるようになりましたが、それまでは本当に助かりましたね。

夫婦2人で育児をすることで絆が深まり確実に夫婦仲は良くなります!

③ママっ子にならずパパも好かれる

授乳以外は何でもできるようになる!と産前から意気込んでいたんですが見事に授乳以外は何でもできます。

最初はひどかったです笑

不器用なのでおむつ替えをしてもゆるくて何回も漏れて着替えさす。

沐浴も落としそうでめっちゃ怖い。

抱っこも肩上がりまくってて不安。

最初はうちの両親からも心配されてましたが、徐々に慣れますね。

最初はできないのが当たり前ですもんね。

今じゃ離乳食も作るし寝かしつけもするし予防接種の予約も取ります。

私がいなくなったとしてもおそらく一人で子育てできます。

そのおかげか娘もパパ大好き!
2人で遊んでキャッキャしてます。

育休を取得することで子どもとの時間も増え、夫婦どちらも子育てに対する当事者意識が強くなるので本当に取ってよかったと思っています。

④赤ちゃんが泣かなくなった

2人で育児をしている時は心に余裕を持ってお世話することができました。

赤ちゃんの少しの変化でも気づくことができたのと

初めての子育てで不安になることも多かったのですぐ相談できる存在がいることは心強かったです。

そのおかげか娘はお腹が空いた時に少し泣くくらいで、あまり泣きませんでした。

保健師さんが赤ちゃん訪問に来たときに相談すると「満たされてると泣く必要がないので泣かないんですよ」の言葉で安心

最初は子どもの性格なのかな?と思っていましたが、ワンオペ期は泣く回数が増えるのでやっぱり満たされてたから泣かなかったのかも。

Mママ
Mママ
私はズボラで適当な部分が多いんですが夫は温度や湿度も小まめにチェックしてました。正反対。

⑤ママのキャリアを諦めなくていいので未来の収入UP

もし夫婦で育休が取れる場合、保育園の兼ね合いもあると思いますが

妻→半年で職場復帰
夫→1年で職場復帰

とかも全然可能ですよね。
これだとママのキャリアを諦める必要はありません。

実際にそういう取り方をした夫婦もいるそうです。

さらには2人で子育てをしていたら自宅での学び直しも可能です。

うちの場合は娘が8時過ぎには寝るので、そこから私はWebマーケティングの勉強、夫もスキルアップの勉強をしています。

ワンオペ期は正直、家事と育児で娘と寝落ちしちゃうことも多いんですが、夫婦で育休期は将来的な収入アップのための勉強もできていました!

⑥家族の貴重な思い出を作れる

新生児から1歳までは本当に一瞬で駆け抜けるし、ぐんぐん成長します!

その貴重な期間にパパだけいない‥思い出がない‥なんて悲しすぎませんか?

わが家は家族旅行もできました!

いつもは混んでたり高くて行けないようなところもピーク時を避けられるので、安いし空いてるし最高でしたね。

他にも息抜きでたまにパパに飲みに行ってもらったり
ママも美容室に行ったり

2人で育児をしているからこそできることもありますよね。

夫婦で育休:デメリット&改善策

①職場の理解が得られないとキツい

先ほどのNHKの調査でも育休を取得しない理由として
・周囲に理解がない
・自分にしかできない仕事がある
・業務が繁忙
というものが多かったです。

ですが今は男性の育休取得率を上げるために国も力を入れていますよね。

育児介護休業法を2022年4月に改正し企業側には助成金による金銭的な援助をしたり育休取得状況を年1回公表することが義務化されました。

企業のイメージアップ
優秀な人材の確保や流出を防ぐことを目的としているみたいです!

時代的にも育休取れない会社に優秀な人は集まらなくなると思いますし、そんな前時代的な会社に未来はないだろうなとも思います。

でもまだまだそんな会社が多いのも事実。

そんな場合は

・産後パパ育休だけでも取る
・1年は取れないけど半年だけ取る
・閑散期だけでも育休をとる
・忙しいなら週1-2回だけ出社もあり
(月10日以下であれば出社可能です。毎月続くようであれば育休と見なされないので会社と相談して決めてください)

育休取りにくい、取ったら出世できない、そんな会社が少しでも減りますように。

②「取るだけ育休」だったら地獄

取るだけ育休とは
育休取得中なのにも関わらず男性がほとんど育児をしないこと。

民間企業の調査によると3人に1人は家事や育児に費やす時間が2時間以下だそうです‥。

参考:男性3割が「とるだけ育休」で形のみの深刻実態

これなら家にいても意味ないですよね。本当に。

ご飯用意しないとだし、洗濯物増えるし、イライラするし。

こうなりそうなら

夫が育休を取得しないのも手。

ただその代わりに家事代行サービスを使うとか、食洗機買うとか、家事や育児の負担を減らす何らかの手立ては打つ

育休を取る前にしっかり話し合う必要がありそうです。

③子どもから好かれない

関わる時間が単純に少ないので子どもはあなただぁれ?状態になります‥。

もしかすると泣かれて抱っこすら出来ないかもしれません。

ママの言うことしか聞かない、パパ見知りをするなんて話は私の周りだけでも良く聞きます。

うちの子は今のところパパもママも大好きに育ってくれています!

夫に前向きに育休をとってもらう方法

引用:NHK男性の育児休業取得率 過去最高の約17%も目標には大きな開き」

男性が育休を取らない理由の多くは上記になります。
ここを克服するポイントをお伝えします!

①働かなくても手取り給与の8割もらえる

育休開始日から180日間は大体、給料の手取り額の8割の給付金が受け取れます

先に説明した通り社会保険料や税金などが免除されるからですね。

男性が育休を取得して、ここまで保障されるのは世界一です。
これは使わない手はないですよ!

こちらのシュミレーションを使って具体的な金額を出し
生活できるか夫婦で話し合ってみましょう!

育休中はどうなる?収入シュミレーション

②メリットをゴリ押し

ママの大変さをサポートしてほしいと言う切り口ではなく、育休を取ったらパパにもこんなに良いことあるんだよ!とアピールしてみましょう。

アンミカさんになった気持ちで「育休」と言う商品をプレゼンするんです!

メリット
①働かなくても半年間は手取りの8割もらえる
②夫婦仲が良くなる
③ママっ子にならずパパも好かれる
④赤ちゃんが泣かなくなる
⑤ママのキャリアを諦めなくていいので未来の収入UP
⑥家族の貴重な思い出が作れる

もう1度メリットを確認したい方はここをクリック!

③家事・育児の負担を減らすモノを購入してもらう

ここまで言っても「業務が忙しくて、仕事に穴をあけられない」場合は、家事や育児の役割分担を決めましょう。

激務すぎて家事も育児もする時間がない場合は時短グッズなどを購入し機械に助けてもらいましょう。

産後一人で家事や育児をするのは本当に本当に大変です‥。

でも昔と違い今は色々な役に立つ商品がたくさんあります!

自分が何に1番ストレスを感じるのかを理解してそれを解決してくれる商品やサービスを購入するのも手です。

例えば洗濯物干すのが嫌いなら乾燥機付き洗濯機

お皿洗いが嫌いなら食洗機

心配性で赤ちゃんから目を離すのが怖いならベビーモニター
(うちはCubo Ai使っています)

ミルクづくりがしんどいなら全自動ミルクメーカー
(うちは使っていませんがめっちゃ便利そう)

などなど色々ありますよ!!

実際に夫が育休取得してみて

私の場合は感謝しかありません!

でもどこに行っても「いい会社だね」「いい旦那さんだね」って言われます。

「楽できていいね」とも言われました。

母親だって子育て1年目なのに育児は出来て当たり前。
父親が育児をすると偉い!すごい!素晴らしい!

少しずつ良くなっているとはいえ、これが世間の目なんだなというのも感じます。

男性の育休制度って全然広まってないやん。
もっと広まってほしい!これが私の思いです。

まとめ:育児は夫婦でするもの

夫婦で育休取得はいいことばかり!
全員にとって欲しいくらいです!

よく産後の恨みは一生なんて言いますが
逆も然りで産後の感謝も一生です。

取りたいけど取れない‥そんな方もいらっしゃると思うのでぜひ今回の記事を読んで夫婦で話し合うきっかけにしてもらえると嬉しいです。

Mママ
Mママ
うちは2回に分けて育休を取得予定です。

1月2月→産後パパ育休
5-7月と11-1月で2回に分けて育休取得

ちょうど1回目の夫の育休期間が終わり今は絶賛ワンオペ中なんですが、今後も育休について発信していきたいと思います!

育休は厳しくても、もっと取得しやすい産後パパ育休という制度があるの知っていますか?

こっちはぜひ全父親に取得してほしい!

興味のある方はこちらも併せてお読みください。
【体験談あり】産後パパ育休とは?メリットデメリット正直レビュー